名作と言われた今はなき戯画の「パルフェ」
果たして、今でも通用するような名作なのか。
ただの懐古おじさんが、昔は良かったなあと言っているだけではないのかを考える。
目次
作品情報

メイド喫茶アドベンチャー
2005年12月22日
戯画(解散)
¥5,800 (税込¥6,380)
丸戸史明
ねこにゃん
3行で分かるあらすじ
火災で閉店中の欧風喫茶『ファミーユ』に、モール出店のチャンスが舞い込む。
散り散りの仲間たちを集め、仁は向かいのライバル店『curio』に負けまいと準備を進める。
そこに現れた笑顔の少女・由飛と共に、「打倒、curio!」の一旗を掲げ開店の日を迎える
当時の評価
2005年当時ではなく、2007年頃のエロゲ批評空間の中央値と平均値を見てみよう。
中央値:90点 平均値:87点 データ数:927件
これだけのデータ数があって、中央値、平均値の高さを考えると
やはり当時は名作といっても過言ではないエロゲだった。
余談だが、当時の点数だけでみた場合、5位となる。
それより上のエロゲだが下記となる。
4位
戦国ランス
中央値:90点 平均値:87.01 データ数:676件
3位
Fate/stay night
中央値:91点 平均値:87.02 データ数:2369件
2位
家族計画~絆箱~
中央値:92点 平均値:88.87点 データ数:1136件
1位
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
中央値:94点 平均値:89.02点 データ数:563件
YU-NOがずっと1位を取り続けていた時代が懐かしいですね。
記憶が正しければ、WA2が出る2011年くらいまでは、ずっとYU-NOが1位だった希ガス。
2005年がエロゲ豊作の年だった?
そもそも振り返ると、2005年は他にも名作のエロゲがいくつかあるので紹介したい。

2005年11月25日
あかべぇそふとつぅ

2005年10月28日
TYPE-MOON

2005年6月24日
propeller

2005年8月26日
きゃんでぃそふと

2005年7月29日
Le.Chocolat
最果てのイマ、群青の空を越えて、夜明けより瑠璃色な、智代アフター、処女はお姉さまに恋してる
カルタグラ、ユメミルクスリ、ToHeart2、はぴねす!、School Days、姉汁、刃鳴散らすなどなど…

たまげたなぁ。
現在の評価
現在のエロゲ批評空間での点数だが
中央値:90点 平均値:87点 データ数:2497
これだけで見ると、やはり名作と言える。
データの散りを見ると
79点以下が367件なので、全体から考えると、約15%程度となるため中々ない点数だと思う。
では、なぜパルフェが名作と言われているのか
その所以を考えてみたいと思う。
パルフェの魅力
個人的にだけれど、パルフェの魅力はこの3つだと思っている。
-
シナリオ
-
魅力的なキャラ
-
世界観
これらが良いからこそ、名作エロゲと今でも語り継がれているのだ。
シナリオの巧みさ
パルフェを語るにおいて、やっぱり外せないのはシナリオの良さ。
これはどこにいっても言われているし、古事記にも書かれている。
特に里伽子√は本当によく出来ている。
今見ても泣いちゃうよ
里伽子√の最後のエッチシーン前に、里伽子が謝るシーンは本当に泣いたよね

里伽子が突出して、その他はいいものもあれば、平凡だなと思うものもあるとは
正直思っている。
正直パルフェのシナリオというか、このゲーム自体が里伽子一本で食っていける。
それだけ里伽子√は面白かったし感動した。
カトレア√のパルフェの世界観を表す感じと恵麻√の里伽子が好きなんだよ俺は!
キャラクターが超魅力的
シナリオは里伽子が一強だと言ったが、キャラクターはみんな違った良さがあっていい。
色んな趣味嗜好の人をカバーできるキャラクターたちを兼ね備えていたと思う。
そういう意味では、シナリオに限らずキャラクターが気になったから入るでも後悔はしないと思う。
それでも人気があるのはやっぱり、里伽子とカトレアの2強になるんじゃないかな。
フォセットというFDで√がある女二人がやっぱり突出して人気があるんじゃなかろうか。
かくいう私も花鳥玲愛が本当にエロゲヒロインの中でトップクラスに好きで
未だにグッズは持っている。
タペ類は、同棲する時に飾るなって言われたのでスマホスタンドとかキャラクターバッグとかね。

花鳥玲愛とかいう魅力的すぎる金髪ツインテ
キュリオという、ライバル店のヒロイン
最初でこそライバル関係で敵対関係だったけど、それがどんどん仲良くなっていく過程がいいんだよね。
カトレアは、すごく自分にも他人にも厳しいんだけど
その厳しさあってこその、デレデレしているシーンの良さね。
そこのバランスが本当に上手い!
カトレア√の付き合う前のキスシーンも本当によくってぇ!!!
キスした後の、やめてほしいなぁタバコってのもいい
お陰で、未だにタバコはしていない。サンキューカトレア。
カトレアの厳しさを一言で表すならこのセリフがある

優しい世界観
パルフェはやっぱり世界観がいい
読んでて居心地がよく、温かいなって感じる世界観を描ける丸戸史明はやはり天才だなと思う。
カトレア√のこれこそが、パルフェの世界観そのものだと私は思う。

このセリフ自体は丸戸が関わると、ちょくちょく目にするセリフだとは思う。
周りとのことで、色々と悩みに悩んで泣いていた後の、このシーンだから本当に優しい世界観を現した
カトレア√はパルフェの世界観を体現している√と言っても過言ではない。
それに対となっていると言ってもいい、ちょっと暗い雰囲気の里伽子√で
陰と陽の世界観を表現できているからこその名作エロゲなんだと思う。
このセリフの後のカトレアの「…痛感したぁ」がホントよくってぇ!!
神オープニング
KOTOKOが歌う、「Leaf ticket」
I’ve楽曲の名曲の1つ
今聞いても、いい曲だなと思える神OP
とかいう良すぎる歌詞
本当、今聞いてもええなぁ・・・と思える。
ラスサビ前から入る転調も本当に気持ちよくて廃れることのない名曲っていうのはこういうのを挙げるんだなって。
フォセットの存在
パルフェを語る上で、外せないのが
丸戸史明×ねこにゃんの組み合わせのエロゲ
通称「丸ねこ三部作」のファンディスクである「フォセット」
この存在もかなりでかい
里伽子とカトレア好きは必見のゲームである

里伽子妙(シナリオ:丸戸史明)
里伽子√後の話を描いたショートシナリオ
ショートなのにすごく出来のいい話だった。
仁と付き合ったはいいけど、それから里伽子が色々と抱えちゃって限界を迎えて…
って感じの話。
仁だけでは、どうしようも出来ないけど
周りのみんなの力を合わせたら、出来ないことはないっていうのを現したシナリオ。
これがまた、パルフェの世界観をうまく表現できているシナリオなんだよね。
メモリアルモード
これ助かるのは私だけかもしれないけど、ショコラ、パルフェ、この青空に約束をがインストールされていると
それぞれを好みのシナリオだけを見ることができる。
これが結構細かく区切られているため
あぁ、このシナリオをもう一回みたいなとかそういうのがあるとすごく追いやすくて
これのおかげでカトレア√、里伽子√は10周はプレイできた。
今でこそ、バックジャンプできるけど昔はそういう機能もなかったから
お気に入りのシーンに戻りたくても、もう過ぎちゃって戻れなくて…
ってことが多々あったのでこの機能は本当に良かった。
リメイク版とオリジナル、どっちをやる?
今からパルフェをやるなら出てくる疑問が
リメイクとどっちをやればいい?
前作って言われているショコラはやるべき?の2つなので
その疑問について回答させていただく。
迷ったらリメイクでOK
結論、迷えばリメイクでいいんじゃないかなと思う。
ただ、私はまだリメイクをプレイしていないでの感想だからそれを踏まえて聞いて欲しい。
単純に、前作は古すぎる。
絵柄も今の人に刺さるかそもそも起動するのか
それらを考えた時に、無難なのはリメイク版だろう。
2005年のエロゲだけあって、色々と古いからね。
ただ、私は当時のねこにゃんの絵柄とあのUIが大好き。
よくあるエロゲの箱じゃなくて、DVDパッケージみたいなディスクケースなのも
全部全部好き。
ショコラは気が向けばプレイでOK
ショコラは正直、プレイしなくても話自体は分かる。
ショコラがどんな立ち位置なのかと言うと、カトレアの務めている喫茶店「キュリオ」が
前作主人公が働いているお店ってだけ。
なので、世界観が一緒といえば、一緒になるのだけれどやらないと話についていけない
ってことはない。
でも、やっているとカトレア√がより楽しめるよってだけ
総評
・キャラクターの魅力とシナリオの完成度が抜群。
・前作や関連作を知らなくても、この作品だけで十二分に楽しめる。
・声優の演技は今の基準だと流石に古さを感じる。
→それもまた味。カトレアも里伽子もあの声だからこそ成立している。
・絵柄は現代向けではないので、最初は少し違和感を覚えるかも。。

今後もコレ以上に好きなエロゲは出てこないかな



コメント